結婚資金はいつから貯める?ふたりで始める貯金計画|必要な金額の目安も解説
目次
「パートナーとの結婚を意識したとき、「結婚資金って、いつから、いくらくらい貯めたらいいんだろう?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
結婚にかかるお金は、指輪や結婚式、新生活の準備などさまざまです。結婚に必要なお金の種類やタイミング、金額の目安をあらかじめ知っておくことで、計画的に準備を進められます。
本記事では、先輩カップルのリアルな貯金事情や結婚にかかる費用の内訳などについて詳しく解説します。また、無理なく貯金を始められる具体的な方法も紹介するので、将来に向けてパートナーとの計画を立てたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
結婚資金って、いつから貯め始めたらいい?理想のタイミングを見つけよう
「結婚資金って、いつから貯め始めるのが正解なんだろう?」と悩む人もいるかもしれませんが、決まったタイミングはありません。
ただ、少しでも早くから準備を始めると、心にもお財布にも余裕が生まれます。せっかくの結婚なので、ふたりのやりたいことや憧れを叶えるために、早いうちから計画を立てていけると素敵ですね。
まずは「どんな結婚式がいいかな?」「新婚旅行はどこに行きたい?」なんて、ふたりで理想の結婚について話し合ってみるのがおすすめです。そこから大体の目標金額が見えてくると、毎月の具体的な貯金目標が立てやすくなりますよ。
先輩カップルはいくら貯めた?年代別のリアルな貯金事情をのぞき見!
結婚に向けて貯金を始めるなら、やっぱり先輩カップルがどのくらい貯めたのか気になりますよね。株式会社リクルートが実施した調査によると、結婚を控えたカップルの貯金額の平均は339.7万円でした。
しかし、この金額はあくまで目安です。結婚式や指輪、新婚旅行など、何にこだわるかで必要になる金額は変わりますし、年代によっても貯金額は変わる傾向があります。
そのため、「貯金額が平均に届かないからダメだ」なんて思う必要はありません。自分たちのペースで、自分たちらしい計画を立てることが一番大切です。
参考:リクルートブライダル総研|ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)
気になる!20代カップルのリアルな貯金額はどれくらい?
20代は、社会人になったばかりだったり、まだまだ収入が安定しなかったりと、貯金が思うように進まないこともあるかもしれません。全体の平均よりも貯金額が少ないのは、ごく自然なことです。
中には、家族からの援助や結婚式でいただくご祝儀で助けられる場合もあります。株式会社リクルートの調査によると、首都圏での平均額は、親からの援助が191.5万円、ご祝儀が212.9万円でした。
これらのお金も念頭に置いて、理想の結婚生活に向けてあといくら必要かを計算すると、ぐっと現実的な目標が見えてきます。無理のない範囲で、ふたりに合った貯金額を設定してくださいね。
参考:リクルートブライダル総研|ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)
30代・40代の大人婚とはどう違うの?お金のかけ方をチェック!
先輩カップルの貯金額の平均を、花嫁さんの年齢別に見ると、以下のとおりです。
【年齢別】結婚費用のための夫婦の貯金総額(首都圏)
|
妻の年齢 |
平均貯金額(万円) |
|---|---|
|
24歳以下 |
271.3 |
|
25~29歳 |
346.3 |
|
30~34歳 |
348.3 |
|
35歳以上 |
325.6 |
参考:リクルートブライダル総研|ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)
30代にかけては社会人としての経験が長くなり収入も安定してくるため、貯金額が増える傾向があります。ただし、35歳以上では平均値がやや下がっており、年代が上がるほど一律に増えるわけではありません。それでも、30代以降のカップルは20代に比べて金銭的な余裕を持つ場合が多く、そのゆとりが結婚式のスタイルにも表れやすいようです。
たとえば、まだ自由に使えるお金が多くない20代のカップルは、「いかに費用を抑えるか」を重視する傾向にあります。それに対し、お金に余裕が出てくる30代以降のカップルは、「いかにゲストに楽しんでもらうか」を重視する傾向が強くなります。
ぶっちゃけ貯金ゼロでも結婚できる?最低限これだけあれば安心なライン
貯金がほとんどないという場合でも、入籍だけであれば費用はほとんどかかりません(一部、戸籍謄本の取り寄せや必要書類の印刷代などに費用がかかる場合があります)。
ここからは、目的やスタイル別に「最低限これだけあれば安心なライン」の目安を見ていきましょう。
入籍だけの場合
入籍のみであれば、役所への届け出にかかる費用は基本的に無料です。
ただし、婚姻届を記入する際に必要な「戸籍謄本」は、1通450円かかります。印鑑証明や必要書類の印刷代を含めても、数千円〜1万円程度に収まることが多いです。
フォトウェディングだけ撮影したい場合
もし「何か形に残したい!」という場合は、スタジオやロケーションで写真を撮る「フォトウェディング」がおすすめです。
スタジオでの撮影ならおおよそ5〜15万円程度、ロケーション撮影なら10〜20万円程度が目安です。衣装や小物のレンタル、ヘアメイク、アルバムの有無などによって価格は変動しますが、早割や平日プランを利用すれば、費用を抑えられます。
親族だけ招く結婚式の場合|必要な費用の目安
「費用を抑えて結婚式を挙げたい」という場合は、親族だけを招く結婚式を考えてみてはいかがでしょうか。
株式会社リクルートの調査によると、披露宴・ウェディングパーティーにかかる1人あたりの費用の平均は9.1万円です。たとえば、ゲスト30人の場合は約270万円かかりますが、親族だけ10人に絞れば約90万円と、大きく費用を抑えられます。
参考:リクルートブライダル総研|ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)
それでもお金が足りない場合には、「ブライダルローン」を利用するという手もあります。ブライダルローンは、銀行などが提供する、結婚式や新婚旅行といった結婚関連の費用に使えるローンのことです。後々の返済が負担になる可能性もあるため、利用する際は、ふたりでよく話し合って慎重に判断することが大切です。
妊娠をきっかけに結婚する場合|必要な費用の目安
妊娠をきっかけに結婚する場合には、すぐに出産費用も必要になります。一般的に出産には40~50万円ほどかかりますが、公的医療保険に加入していれば、出産育児一時金として子ども1人につき50万円が受け取れます。妊婦健診にも5〜10万円ほどかかりますが、自治体によっては助成制度もあるので、ぜひ確認してみてください。
結局、結婚にはいくらかかるの?ぜんぶ合わせた費用と内訳!
株式会社リクルートの調査によると、結婚前から新婚生活までにかかったお金の合計の平均は約454.3万円でした。一体何にそんなにお金がかかるのか、内訳を見ていきましょう。
|
費用項目 |
平均額(万円) |
|---|---|
|
結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用 総額 |
454.3 |
|
結納式 |
43.9 |
|
両家の顔合わせ |
8.3 |
|
婚約指輪 |
39.0 |
|
結婚指輪(2人分) |
29.7 |
|
挙式、披露宴・ウェディングパーティー総額 |
343.9 |
|
新婚旅行 |
61.6 |
|
新婚旅行土産 |
8.1 |
参考:リクルートブライダル総研|ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)
上記の費用を完璧に用意する必要はありません。「指輪にはこだわりたいけど、式はシンプルに」「ゲストへのおもてなしを豪華にしたい」など、ふたりで優先順位を決めて、お金をかけるところと抑えるところのメリハリをつけるのがポイントです。
指輪に式場…憧れを叶えるには?プロポーズから結婚式までのお金リスト
結婚式の準備には、結婚指輪や婚約指輪の購入、結納・顔合わせ、結婚式など、いろいろな費用がかかります。株式会社リクルートの調査によると、それぞれの平均額は以下のとおりです。
- 婚約指輪・・・平均39.0万円
- 結婚指輪・・・平均29.7万円
- 結納・顔合わせ・・・平均52.2万円
- 結婚式・・・平均343.9万円
これらを合計すると400万円を超えるため、「こんなにかかるの!?」と驚いてしまうかもしれません。しかし、工夫次第で費用を抑えることは可能です。
参考:リクルートブライダル総研|ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)
指輪の費用を抑える工夫
婚約指輪・結婚指輪は有名ブランドの定番商品にこだわらず、国内の工房系ブランドやセミオーダー、オンラインオーダーを活用することで、同じ品質でも価格を抑えやすくなります。たとえば有名ブランドの結婚指輪が40万円台でも、工房系ブランドなら20万円台でオーダーメイドできることもあります。
会場費を抑える工夫
結婚式の費用の中で大きな割合を占めるのが会場費です。人気シーズン(春・秋)や大安など予約が集中する日を避けるだけで、数十万円単位の節約につながることがあります。
たとえば同じプランでも、土曜大安から平日仏滅に変更するだけで10〜30%割引になることもあります。さらに、レストランウェディングや少人数専用会場など、ホテル・ゲストハウスに比べてカジュアルな施設を選ぶと、料理単価や会場使用料が大幅に下がる可能性があります。早期予約割引や直近プラン、パッケージプランを活用するのも有効です。
装飾費を抑える工夫
招待状・席次表・ウェルカムボードなどのペーパーアイテムを手作りするだけで、数万円〜十数万円の節約につながります。ネット通販やテンプレートサイトを活用すれば、印刷コストやデザイン料を大幅に削減することが可能です。
さらに装花や演出も見直すと、費用をぐっと減らせます。たとえばゲスト卓ごとの装花を小ぶりにしたり、DIYアイテムを使ったりすることで、会場装飾費を半分以下にできるケースもあります。「ゲストへのおもてなし」と「節約」のバランスを考えながら、必要な部分に重点的にお金をかけるのがコツです。
家具や家電、お引っ越し…新生活スタートに必要な初期費用は?
結婚で新しい生活をスタートする場合、引っ越し費用や新しい家の賃貸の初期費用、家具・家電の購入費用などで、合計で100万円ほどかかることがあります。賃貸の初期費用に約60万円、家具・家電の購入に約30万円、ふたりの引っ越し費用で約10万円かかるイメージです。
もちろん、お互いに使っているものを持ち寄ったり、リサイクルショップやフリマアプリを上手に活用したりすれば、費用はぐっと抑えられます。まずは最低限必要なものから揃えて、あとは暮らしながら少しずつお気に入りを増やしていくのも楽しいですよ。
ハネムーンにマイホームも夢じゃない!将来のために知っておきたいお金の話
結婚はゴールではなく、ふたりの新しい人生のスタートです。新婚旅行や出産、マイホームの購入など、さまざまなライフイベントが待っています。それぞれに必要な費用の目安は、以下のとおりです。
- 新婚旅行(お土産代含む)・・・平均69.7万円
- 出産費用・・・平均46.7万円
- マイホーム資金・・・購入物件による
参考:
リクルートブライダル総研|ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏)
厚生労働省|出産費用の実態把握に関する調査研究(令和3年度)の結果等について
目の前の結婚準備ももちろん大切ですが、これを機に、少しだけ未来に目を向けてみませんか?
「新婚旅行は海外に行きたいな」「いつか子どもが生まれたら…」「将来はこんな家に住みたいな」という何気ない会話こそが、未来の夢を叶える大切な第一歩です。この会話をきっかけに、ふたりで将来のためにコツコツと貯金を始めていくと、選択肢が広がりますよ。
ズボラでも大丈夫!今すぐ始められる、効率的なお金の貯め方3選
「計画を立てるのはわかったけど、貯金は苦手で…」という方も大丈夫です。ここでは、誰でも簡単に始められて、効果的にお金を貯められる方法を3つご紹介します。
- 家計簿アプリを利用する
- 自動積み立てサービスを利用する
- 固定費を見直す
これらを組み合わせることで、貯金が苦手な人でも無理なくお金を貯める仕組みを作れますよ。
まずはムダ遣いをチェック!スマホの家計簿アプリでお金の流れを見える化
貯金を成功させる最初のステップは、毎月自分たちが「何に」「いくら」使っているかを知ることです。自分でも気づいていなかった「ムダ遣い」が見つかることがあり、そこが貯金を増やすチャンスになります。
とはいえ、毎日レシートを整理してノートにつけるのは大変ですよね。そこでおすすめなのが、家計簿アプリです。銀行口座やクレジットカードと連携して、お金の出入りを自動で記録してくれるアプリのことで、なかにはレシートを撮影するだけで入力が完了するものもあります。
【家計簿アプリでムダ遣いを調べる手順】
- 支出を「固定費」と「変動費」に分ける
- 固定費の中に削れるものがないか調べる
固定費は家賃や通信費など毎月決まって出ていくお金、変動費は食費や交際費など月によって変わる支出のことです。使っていないサブスクを解約したり、スマホのプランを見直したりと、固定費を一度見直すだけで、無理なく継続的な節約につながります。
ちなみに、「あいぎんアプリ」では、通帳を紙から「スマート通帳」に切り替えると、家計簿機能が使えるようになります。お金の出入りがアプリでいつでもわかるので、自然と節約意識も高まるかもしれません。
給料日に自動で貯まる!「先取り貯金」で無理なくお金を貯める仕組みづくり
「余ったら貯金しよう」と思っていても、ついつい使ってしまって、月末にはお財布が空っぽ…なんて経験、ありませんか?
そんな方におすすめなのが、お給料が入ったらすぐに、決まった額を別の口座に移す「先取り貯金」です。銀行の自動入金サービスを設定しておけば、何もしなくても自動で貯金されるため、「貯金しなきゃ」というストレスもありません。
まずは手取りの10%など無理のない金額から始めて、慣れてきたら20%に増やすというように、少しずつ金額を増やしていくのが長続きのコツです。
固定費を見直す
貯金がなかなか増えない原因の多くは「固定費」にあります。固定費とは、家賃・通信費・保険料・サブスクリプションなど、毎月必ず支払うお金のことです。一度設定してしまうと見直す機会が少なく、気づかないうちに大きな負担になっていることもあります。
まずは家計簿アプリなどを活用し、毎月どのような固定費を支払っているかを洗い出してみるのがおすすめです。そのうえで、次のような見直しを行うと効果的です。
- 通信費:スマホの料金プランを見直す、格安SIMへ乗り換える、不要なオプションを解約する
- サブスク:使っていない動画配信サービスやアプリ課金を一度解約する
- 保険:重複している保障がないか、ライフステージに合っているか確認する
たとえば、スマホ代を月々5,000円節約できれば、1年で6万円、2年で12万円の貯金になります。サブスクや保険もあわせて見直せば、毎月数千円〜数万円単位のお金を結婚資金に回せます。
固定費は一度見直すだけで、その後も自動的に節約効果が続くのが最大のメリットです。毎月の家計管理が苦手な人でも、最初にひと手間かけるだけで「お金が貯まる仕組み」を作れます。
ふたりで力を合わせれば最強!計画的な貯金で理想の結婚を叶えよう
ここまで、結婚にかかるお金や貯め方について見てきました。大切なのは、ふたりでしっかり話し合って、協力しながら準備を進めていくことです。
貯金計画を始めるなら、まずはふたりの共有口座を作るのがおすすめです。あいち銀行なら、スマホだけで口座開設が完結するので、忙しい方でも手軽に始められます。愛知県外にお住まいの方でも、インターネット支店「なごやめし支店」なら、全国どこからでもご利用いただけますよ。
ふたりで同じ目標に向かって力を合わせれば、きっと楽しく貯金ができるはずです。定期的に計画を見直しながら、焦らず、ふたりのペースで理想の結婚を叶えてくださいね。
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