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【2026年最新】大学生が取っておくと良いオススメの資格12選

目次

今大学に通っている人の中には、「就職のために、何か資格を取っておいた方がいいのかな?」と考える人も多いのではないでしょうか。資格によっては、特定の仕事に就くための条件になったり、応募時の評価につながったりするため、就職を有利に進められる場面も多いでしょう。

ただ、資格にはたくさんの種類があるため、「どれを選べばいいのか分からない…」と迷ってしまうこともありますよね。大切なのは、やみくもに資格を増やすのではなく、興味のある内容や将来やってみたい仕事に合わせて選ぶこと。

そこで、この記事では、大学生におすすめの資格を分野ごとに紹介します。
就職に幅広く役立つ資格はもちろん、ITが欠かせない時代だからこそ取っておきたい資格までピックアップしました。自分に合いそうなものを探すヒントにしてみてください!

大学生のうちに資格を取っておくメリット

資格は、自分がどの分野について学んできたのかを伝える材料になったり、特定の仕事に就くために必要になったりする場合もあります。

就職活動では、履歴書やエントリーシートに書けるだけでなく、面接の際に自分が興味を持っていることや努力してきたことについて話すきっかけにもなるでしょう。

大学生は社会人に比べると、春休みや夏休みなどの長期休みが多く、勉強に使える時間もたっぷりあるので、資格の勉強にじっくり取り組みやすいのではないでしょうか?

どんな資格があるのか、まずは見てみよう!

資格には、弁護士や公認会計士のように仕事をするうえで必要になるものから、英語力やパソコンスキル、お金の知識など、自分の能力を示すものまで、種類はさまざま。

就職活動で大切なのは、「資格を持っていること」ではなく、その資格を通して何を学び、どう仕事に生かしたいのかを自分の言葉で説明できることです。
むやみにたくさんの資格を取ろうとすると、時間もお金もかかり、大きな負担になってしまいます。

まずは、「どんな仕事に興味があるのか」「どんな知識を身に付けたいのか」を考えながら、自分に合った資格を選んでみるところからスタートしてみませんか?

やりたい仕事別に見るおすすめの資格

ここからは、大学の長期休みを利用して勉強しやすい資格や、在学中にじっくり取り組みたい資格を、やりたい仕事の分野別に紹介します。まだ将来の方向性が決まっていない人も、少しでも興味のある分野があれば、ぜひ見てみてくださいね!

やりたい仕事

資格

難しさ

目安期間

英語を使う仕事

TOEIC

★★

2か月〜

英語を使う仕事

TOEFL

★★★

3か月〜

お金に関わる仕事

日商簿記検定

★★

2か月〜

お金に関わる仕事

FP技能検定

★★

2か月〜

マーケティング・企画

Googleアナリティクス認定資格

★★

1か月〜

マーケティング・企画

知的財産管理技能検定

★★★

2か月〜

IT系

ITパスポート

★★

1か月〜

IT系

基本情報技術者試験

★★★

3か月〜

IT系

応用情報技術者試験

★★★★

6か月〜

AI・データ分野

AI検定

★★

1か月〜

AI・データ分野

G検定

★★★

2か月〜

  • 難しさや目安期間は、学習経験や勉強時間によって変わります。あくまで資格選びの参考にしてください。

英語や語学を使った仕事に向いている資格

海外と関わる仕事や、英語や語学を使う仕事に興味がある人にとって、語学力を証明できる資格は必見!
特に、英語は、外資系や観光業だけでなく、メーカー、商社、IT系の会社など、幅広い業界で役立ちます。
将来海外で暮らしたいという夢がある人も、初めの一歩としてぜひ挑戦してみてはいかがでしょう?

TOEIC

「TOEIC(Test of English for International Communication)」は、日常生活やビジネスの場面で使う英語力を測るテストです。その中でも、就職活動でTOEICのスコアとしてよく見られるのが、「TOEIC Listening & Reading Test」。このテストは、合格・不合格を決めるのではなく、10点〜990点のスコアで英語力が分かるのが特徴です。

TOEICのスコアがあると、自分の英語力を数字でわかりやすく伝えられるため、就職活動でのアピール材料になります。
たとえば、英語のメールや資料を読む力、海外とのやり取りに必要な英語力を身に付けていることを、採用担当者に伝えやすくなるでしょう。

会社によっては、TOEICのスコアを採用時の判断材料にしたり、一定のスコアを応募条件にしたりしていることも。
海外とのやり取りがある会社や、仕事で英語を使う職種を目指す人は、取得を考えてみてはいかがでしょうか。

TOEFL

「TOEFL(Test of English as a Foreign Language)」は、英語で学ぶ力を測るテスト。「読む・聞く・話す・書く」の4つの力を幅広くチェックします。TOEICのように英語力がスコアで分かるようになっています。

  • 2026年1月からは、スコアの表示方法が一部変わり、新しく「1〜6」のスコアで示される形式になりました。
    移行期間の2年間は、これまで使われていた「0〜120」の参考スコアもあわせて表示されます。

試験内容はTOEICに比べると、学術的な話や大学の講義に関するものが多く、海外の大学や大学院では、出願するときに英語力の証明として使われてきました。

日本企業の採用活動ではTOEICを基準にするのが一般的。それでもTOEFLは海外での知名度が高いので、「外資系企業で勤めたい」「海外で働いてみたい」という場合は、TOEICよりも英語力のアピールになる場合があります。
もし、就職を目的に受験するなら、自分の目指す仕事や会社に合っているか考えて選ぶと良いでしょう。

TOEICとTOEFLは、どちらも英語力をスコアで分かりやすく示すことができるので、海外と関わる仕事や学びに興味がある人は、自分の目的に合うテストから挑戦してみてはいかがでしょうか。

会計系にまつわる仕事に向いている資格

会社のお金の流れや、生活に関わるお金の知識は、どんな仕事に就いても役立つ大切なスキル!
金融業界や事務職を目指す人はもちろん、将来自分でお店を開きたい人や、独立して働きたい人にも役立ちます。
また、営業や企画などの仕事でも、数字を見ながら考える力があると、大きな強みになるでしょう。

日商簿記検定

「日商簿記検定」は、会社に関わるお金の流れの「記録・計算・整理する力」を測るテストです。
簿記を学ぶと、売上や利益など、会社のお金の状態を理解するための基礎が身に付きます。お金を管理する仕事に必要な資格です。

「簿記=お金に直接関わる仕事」というイメージがあるかもしれませんが、営業や企画の仕事でも、数字を見て売上や利益を考える力が必要になるため、幅広い仕事で役立ちます。

また、日商簿記は級によって受験方法が異なります。
2級・3級は全国のテストセンターでパソコンを使って受験ができるため、大学の授業やアルバイトの予定に合わせて挑戦しやすいでしょう。1級は会場集合型の筆記試験で、より専門的な会計知識や経営分析の力が問われます。

上級の資格を取得すると、経理・財務、会計事務所など、会社の経営状況を扱う仕事を目指す際にアピールしやすくなります。将来フリーランスや個人事業主として働く場合も、自分で帳簿をつけたり、経営状況を確認したりするときに簿記の知識が役立つでしょう。

FP技能検定

「FP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定」は、貯蓄、投資、保険、税金、不動産、相続など、暮らしに関わる幅広いお金の知識をアピールしやすい資格です。3級・2級の試験は、学科と実技ともに試験会場のパソコンを使って受けられる形式であるため、休止期間を除けば、年間を通していつでも試験に挑戦できます。

FPは、金融・保険・不動産業界などで、お金に関する相談を受ける仕事に役立つ知識です。
保険の提案、住宅ローンや資産形成の相談、ライフプランに合わせたお金のアドバイスなど、暮らしに関わるお金を扱う仕事では、FPの知識が必要な場合もあります。

また、メーカーや商社、IT企業など、あまり関係なさそうな業種でも、経理・財務・人事・労務といった部署で、税金や社会保険、資産管理の基礎知識が役立つでしょう。
大学生のうちにFP技能検定を取っておくと、お金に関する基本知識があることや、自分で進んで学ぶ姿勢を就職活動でアピールしやすくなります。

簿記は「会社のお金」を理解するためのきっかけ、FPは「暮らしに関わるお金」を学ぶきっかけになります。
どちらも、社会に出てから必要になるお金の考え方を身に付けられる資格なので、将来の仕事選びに迷っている人は、まず「お金の基本」を理解するところから始めてみてはいかがでしょうか。

マーケティングや企画の仕事に向いている資格

商品やサービスを広めたり、新しい企画を考えたりする仕事に興味がある人は、マーケティングや企画に関わる資格をチェックしてみるのはいかがでしょう?

この分野では、データを基に考える力や、生み出したアイデアを適切に扱い、価値を高めていく力が求められます。
数字を分析して改善策を考えるのが好きな人や、SNSや広告を通じて商品・サービスの魅力を伝えたい人、新しい商品やブランドの立ち上げに関わる仕事がしたい人にとって、挑戦してみると良い資格です!

Googleアナリティクス認定資格

「Googleアナリティクス認定資格」は、Webサイトやアプリのデータを読み取り、サイトを訪れた利用者がどんな行動をしているのかを理解する力を証明できる資格です。

Googleの学習サービス「Skillshop(スキルショップ)」の中にある「Googleアナリティクスアカデミー」では、Googleアナリティクスを基礎から学べる無料のコースが用意されていて、そのまま認定資格の取得を目指せるのが特徴。

「Webサイトにどれくらいの人が訪れているのか」「どのページがよく読まれているのか」といった分析は、広告運用やWebサイト運用、コンテンツ企画など、Webマーケティングの仕事に必要なスキルです。
取得しておくことで、就職活動ではアクセス解析やWebマーケティングについての基礎知識があることに加え、積極的に学ぶ姿勢のアピールにもつながります。

学習経験にもよりますが、早ければ1か月程度で習得できることも!もしも興味があるなら早めに触れて使いこなせるようにしておくと良いでしょう。

知的財産管理技能検定

「知的財産管理技能検定」は、アイデア、商品、ブランド、デザインなどの知的財産を守り、活用するための知識を学べる国家試験です。

商品開発や企画の仕事では、新しいアイデアを生み出すだけでなく、そのアイデアを適切に守るための知識も欠かせません。そこで、知的財産管理技能検定を通して特許や著作権、商標などの基本を知っておくと、他社の権利を侵害するリスクを避けたり、自社のアイデアやブランドを守る視点を持ったりしやすくなります。
また、弁理士や弁護士などの外部専門家とやり取りする場面でも、話の内容を理解して進めやすくなる場面もあるでしょう。

マーケティングや企画に関わる資格を学ぶと、商品やサービスを「どう届けるか」だけでなく、「どう守るか」という視点も身に付きます。数字を見て考える力や、アイデアを大切に扱う知識は、社会に出てからも役立つスキルです。
商品づくりやWebの仕事に興味がある人は、少しずつ学んでみると良いでしょう。

今、伸び代がある!これからの時代に強いIT系資格

今はどんな仕事でも、ITの知識が欠かせない時代になりました。営業、事務、企画、販売など、IT系以外の仕事でも、デジタルツールを使って情報を整理したり、データをもとに判断したりする場面は少なくありません。

特に最近はAIが急速に普及したことから、仕事で活用する企業も増えています。
一方で、AIを導入したいと思っていても、社内に十分な知識を持つ人が少なかったり、うまく活用しきれていなかったりする企業も。

こうした背景から、IT・AIにまつわる資格を取ることで、基本的な知識や、新しい技術を積極的に学ぶ姿勢をアピールできて、就職活動を有利に進めやすくなります。
IT分野に興味がある人や新しい技術を使いたい人は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

ITパスポート

「ITパスポート」は、ITの基礎知識を幅広く学べる入門的な国家資格です。
試験は、会場に設置されたパソコンを使って受ける形式で、全国の試験会場で受験できるため、挑戦しやすいのがうれしいポイント。

出題範囲はITの知識だけでなく、経営、マーケティング、財務、法務、情報セキュリティなど、社会人として知っておきたい内容にも広がっています。
IT系以外の仕事でもデジタルツールを使う機会は多いため、営業、事務、企画など幅広い仕事で役立つ基礎知識を身に付けられるでしょう。

大学生のうちにITパスポートを取得しておくと、ITに関する基本知識があることや、新しい技術を自分で学ぶ姿勢を就職活動でアピールしやすくなりますよ。
IT分野の仕事に興味がある人はもちろん、どの資格から挑戦すればよいか迷っている人も、まずはITパスポートから始めてみてはいかがでしょうか。

  • ITパスポートは、新試験制度が検討されており、2027年度からは出題分野が変わる予定です。
    受験を考えている人は、公式サイトで最新の情報を確認してください。

基本情報技術者試験

「基本情報技術者試験」は、ITの基礎から応用までを一通り学べる国家資格です。
システムやWebサービス、ソフトウェアを作るうえで必要な知識を幅広く学べるため、ITエンジニアやプログラマー、システム開発に関わる仕事を目指す人に向いています。

出題範囲は、プログラミング、アルゴリズム、ネットワーク、データベース、セキュリティなど。
ITパスポートよりも少し専門的な内容も含まれるため、エンジニア職を目指すなら、早めに触れておきたい試験です。

また、問題を順序立てて考える力も求められるため、単に用語を覚えるだけでなく、ものごとを筋道立てて考える力を示しやすい点も特徴です。

基本情報技術者の資格を取得すると、ITの基礎を自分で学んできたことや、エンジニア職に必要な知識を身に付けようとする姿勢が伝わりやすくなります。
企業側も、応募者がITの基礎をどの程度理解しているかをイメージしやすくなるため、採用や配属を考えるうえで評価材料になることがあるでしょう。

さらに、企業によっては資格手当の対象になる場合もありますよ。
将来IT業界で働きたい人や、ITの知識をしっかり身に付けたい人は、ぜひ時間をかけてじっくり挑戦してみてください。

応用情報技術者試験

「応用情報技術者試験」は、「基本情報技術者試験」よりもさらに専門的なIT知識を学べる国家資格です。
システム開発、プロジェクト管理、経営戦略、セキュリティなど、ITをより広い視点で理解する力が求められます。

大学生の合格率は少なく、難易度は高め。
それでもIT分野での専門性をしっかり身に付けたいなら、挑戦してみる価値はありますよ。
将来エンジニアとして働きたい人や、ITの知識をもっと深く学びたい人は、大学生のうちから少しずつ勉強しておくと良いでしょう。

  • 応用情報技術者試験は、制度の見直しが予定されており、2027年度からは新しい試験区分に変わる予定です。
    受験を考えている人は、公式サイトで最新の情報を確認してください。

AI検定

「AI検定」は、AIの基礎知識から、生成AIを安全かつ効果的に仕事で活用するための知識やスキルを学べる検定です。
正式名称は「AI人材検定」で、3級の「AIリテラシー検定」、2級の「AIビジネス検定」、1級の「AIコンサルタント検定」に分かれています。自宅のパソコンからWeb受験が可能です。

3級では、生成AIの基本的な使い方に加え、情報漏えいや著作権、誤った情報が生成されるリスクなどを学びます。
2級になると、プロンプトの作り方や、文書作成、要約、情報整理、アイデア出しといった実際の業務への活用方法まで学べるのが特徴です。

こうした知識やスキルは、企画や営業、事務などで生成AIを使って作業を効率化したり、より良い成果物を作ったりする際に役立ちます。資格を取得すれば、AIについて知っているだけでなく、仕事で活用するための知識を学んでいることを就職活動で伝える材料にもなるでしょう。

AIを扱う企業や、DXを進める企業に興味がある人は、まずAI検定から基礎を学んでみてはいかがでしょうか?

G検定

「G検定(ジェネラリスト検定)」は、ディープラーニングを始めとするAIの基礎知識を学べる検定です。
AIで何ができるのかを理解し、仕事に生かしたい人を幅広く対象としています。

G検定では、AIの基礎から機械学習やディープラーニングの仕組み、活用事例まで幅広く学びます。
AIでできること・できないことへの理解を深めることで、どのような業務や課題にAIを活用できるのかを判断するための知識を身に付けられるでしょう。
こうした知識は、IT施策の企画や業務改善、AIを活用したサービスの検討などにも生かせます。

先ほど紹介したAI検定が、生成AIを安全かつ効果的に使うための知識や実際の業務での活用方法を学びたい人に向いているのに対し、G検定はAIについてより幅広く体系的に理解したい人に向いています。

G検定は受験資格に制限がないため、これからAIについて本格的に学びたい大学生も挑戦できます。
将来、AIを扱う企業やDXを進める企業で働きたい人にとっては、就職活動でも学ぶ姿勢や基礎理解をアピールしやすい資格であるため、ぜひ取り入れてみてください。

何から始めればいい?大学生におすすめの資格3選

ここまで、いろいろな資格を紹介してきましたが、「結局、何から始めればいいの?」と迷ってしまう人もいるかもしれません。資格の勉強にまだ慣れていない人は、まずは取り組みやすいものから始めてみませんか?
最初の一歩として、基礎的な資格に挑戦すると、勉強の進め方に慣れたり、自分に合った分野を見つけたりするきっかけになります。

ここからは、大学生が最初に目指しやすい資格を3つ紹介します。

MOS

業種に関わらず、パソコンのスキルを証明したい人は、「MOS(Microsoft Office Specialist)」から始めてみると良いでしょう。MOSは、Word、Excel、PowerPointなど、Microsoft Officeをどれくらい使いこなせるかということを証明できる資格です。

勉強時間の目安

普段からWordやExcel、PowerPointなどを使っている人であれば、20~30時間程度の学習で合格を目指せることもあります。

  • 1日1時間勉強する場合:20〜30日ほど
  • 1日2時間勉強する場合:2週間前後

春休みや夏休みを使って挑戦しやすい資格といえるでしょう。

どのソフトから挑戦する?

大学生が最初に取り組むなら、まずは自分がよく使うソフトから。

  • Word:レポートを作成する機会が多い人
  • PowerPoint:発表資料やスライドを作る機会が多い人
  • Excel:表計算や関数を使った集計、データ整理をする機会が多い人

勉強を始めるときは、まずは普段よく使う操作を確認するところから始めてみましょう。
「表を整える」「グラフを作る」「関数を使う」など、できることを少しずつ増やしていくと、試験対策だけでなく、大学生活や就職後の仕事にもつながります。

ITパスポート

IT分野の仕事に興味があり、まずは基礎から学べる資格を探している人は、「ITパスポート」も選択肢に入ります。ITパスポートは、ITに関する基礎知識を問う国家試験で、社会人として知っておきたいITの基本を学べる資格です。

難易度・勉強時間の目安

令和7年度の合格率は48.6%で、受験者のおよそ半数が合格しています。
ただし、出題範囲はITの技術だけでなく、経営、マーケティング、財務、法務、セキュリティなど幅広いため、ある程度まとまった勉強時間は見ておくと安心ですよ。

勉強時間は、ITの知識がどのくらいあるかによって変わりますが、100~180時間ほどが目安。

  • 1日2時間勉強する場合:2~3か月ほど
  • 1日3時間勉強する場合:1~2か月半ほど

テキストや過去問も多いため、独学でも進めやすい資格です。

就職活動でどう役立つ?

ITパスポートを取得しておくと、ITに関する基本知識があることや、新しい分野を自分で学ぶ姿勢を伝えやすくなるでしょう。
IT業界を目指す人はもちろん、営業、事務、企画などでデジタルツールを使う仕事に興味がある人にとっても、就職活動でアピールしやすい資格といえます!

  • ITパスポートは、新試験制度が検討されており、2027年度からは出題分野が変わる予定です。
    受験を考えている人は、公式サイトで最新の情報を確認してください。

日商簿記3級

就職活動でビジネスの数字が読めるというポイントを印象づけたい人は、「日商簿記3級」から始めてみると良いでしょう。日商簿記3級では、売上、仕入、費用、利益など、会社のお金の流れを基礎から学べます。

難易度・勉強時間の目安

2025年4月~12月に実施された3級のネット試験(CBT方式)では、合格率は40.8%でした。
合格率だけを見ると簡単とは言えませんが、基礎から学べる内容なので、大学生が最初に挑戦する資格としても選びやすいでしょう。

勉強時間は80~100時間程度が目安。

  • 1日2時間勉強する場合:1か月半~2か月ほど
  • 1日3時間勉強する場合:1か月前後

市販のテキストや問題集、ネット試験(CBT方式)向けの模擬問題も多いため、独学でも勉強しやすい資格です!
最初は「仕訳」など見慣れない言葉に戸惑うかもしれませんが、問題を解きながら慣れていくことで、会社のお金の流れを少しずつ理解しやすくなります。

どんな仕事に役立つ?

日商簿記で学ぶお金の知識は、金融や経理だけでなく、さまざまな仕事で生かせます。

  • 営業:売上や利益を意識して商品やサービスを提案できる
  • 企画:予算やコストを踏まえて計画を立てられる
  • 販売:経営視点をもって店舗運営に携わることができる

会社のお金がどのように動いているのかを理解できるようになるため、幅広い仕事に役立つ知識を身に付けられるでしょう。

資格だけじゃない!スキルを身に付けるという考え方

就職活動でアピールできるものは、資格だけではありません。
デザイン、プログラミングなどの職種では、「どんな資格を持っているか」よりも、「実際にどんなものを作れるか」が重視されることもあります。

そのときに役立つのが、ポートフォリオと呼ばれる、自分の作品や実績をまとめた資料です。
例えばWeb制作の現場では、作品の仕上がりを通して、IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフト、HTML・CSS・プログラミングなどをどれくらい使いこなせるかを見られる場合があります。

企業によっては、選考中に課題提出を求められることもあるため、長期休みを使って作品を作っておくと、自分の力を伝えやすくなります。
資格の勉強だけでなく、実際に手を動かして形にした経験も、仕事への意欲や実践力を示す材料になるでしょう。

また、留学、インターンシップ、ボランティアなどの経験も、就職活動で話せるエピソードになります。
どのような環境で何に取り組み、どんな力が身に付いたのかを整理しておくと、面接やエントリーシートでも伝えやすくなります。

資格は、自分の知識を示すために役立つものですが、資格だけにこだわる必要はありません。
資格、スキル、経験を組み合わせながら、「自分が何をできるのか」「どんな仕事に生かしたいのか」を説明できるようにしておきましょう。

まとめ

将来働きたい仕事が決まっている人や、就職活動を有利に進めたい人にとって、大学生のうちに資格を取っておくことは、自分の可能性を広げるきっかけになります。
ただし、資格の取得には時間やお金もかかるため、やみくもに数を増やすのではなく、自分の興味や将来目指したい仕事に合うものを選ぶことが大切です。

いきなり難しい資格に挑戦するのが不安な場合は、まずは短期間で目指しやすい資格から始めてみましょう。
春休みや夏休みを活用して一つ挑戦してみるだけでも、就職活動で話せる材料が増え、自分の強みを考えるきっかけになるはずです。

  • この記事の情報は、執筆時点での情報に基づいた内容であり、正確性・完全性・最新性等を保証するものではありません。また記事の内容は、予告なく変更することがあります。
  • この記事は、情報提供を目的に作られており、特定の金融商品等の勧誘を目的とするものではありません。また運用商品には元本割れ等のリスクがあります。商品・サービスのご契約やお申込みをされる際は、お客さまご自身でご判断ください。
  • 記事の中には、当行では取扱いのない商品・サービスについて触れる場合もございます。商標登録されている用語等については、各企業等の登録商標として帰属します。

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