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資産づくりの第一歩は
NISAで決まり!

  • 更新日:2024年6月3日

    2024年から新しく生まれ変わったNISA。各種メディアでも目にする機会が増え、興味を持っている人も多いのではないでしょうか。今回は、初心者がNISAを始めるときに知っておくと役立つポイントを紹介します。「資産づくりを始めてみたいけれど、なかなか最初の一歩が踏み出せない…」そんな方にこそNISAがオススメですよ。

そもそもNISAのメリットは何?

NISAは、個人の資産づくりを応援する税制優遇制度のこと。通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合には、利益に対しておよそ20%の税金がかかります。NISAを利用すれば、購入した金融商品から得られる利益が非課税に!つまり、増やしたお金に税金がかからないお得な制度なんです。

  • 投資信託の運用で10万円の利益を得た場合の図

特徴の異なる2つの投資枠

NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあり、併用できます。
「つみたて投資枠」は長期の積立・分散投資に適した低コストの投資信託などが対象商品。少額から投資できるだけでなく、毎月コツコツ買い付けしてくれるので、初心者でも始めやすく継続しやすいのが特徴です。
「成長投資枠」は対象商品が幅広く、自分の好きなタイミングで投資することができますが、投資のタイミングや銘柄選びなど、ある程度の知識が必要なので、初心者にはややハードルが高めとも言えます。

NISAを始めたきっかけと年代別NISA活用法

<NISAを始めたきっかけ>
(全国の18歳~69歳の男女、N=2,205)

  • 1位

    家族・友人・知人のすすめ

  • 2位

    金融機関の担当者のすすめ

  • 3位

    インターネットの情報サイト

  •  家族・友人・知人のすすめ
  •  金融機関の担当者のすすめ
  •  インターネットの情報サイト
  •  テレビ・ラジオ
  •  新聞・雑誌
  •  Youtube
  •  金融機関ホームページ
  •  Instagram
  •  X(旧:Twitter)
  • 金融業界団体ホームページ

出典:NTTデータエービック

2024年からの制度変更によって、さらに利用しやすくなったNISA。アンケート結果によると、身近な人や金融機関の担当者のすすめでNISAを始めた人が多いようです。
まずは、既にNISAを利用している人に話を聞いてみるのもいいかもしれません。ここでは年代別のNISA活用ポイントを紹介するので、実際に始めてみようと考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

将来の備えに活用していく20代

この先に訪れる大きなライフイベントへの資金準備として、NISAは最適。人生の早い段階から始められる強みを最大限に活かして、「つみたて投資枠」を活用しながら長期目線で少額をコツコツと積み立てるのがオススメです。

資産づくりのスタートに最適な30代

結婚や子どもの教育、住宅購入など、より明確になったライフイベントに向けて、NISAを利用する人が増える年代です。仕事や家事育児などで日々忙しくなる人も多いので、手軽に無理なく続けられる「つみたて投資枠」がオススメ。資金に余裕がある人は「成長投資枠」での一括投資も検討してみては。

そろそろ老後の備えも考えたい40代

老後のための資産づくりを始めるタイミングでもある一方、子どもの教育費などの大きな出費が重なる時期。「つみたて投資枠」を活用して無理のない金額をコツコツと積み立てるのがオススメです。急な出費が必要なときでも、積立金額の変更や売却が可能なので、柔軟に対応しながら運用していきましょう。

かんたん3ステップで、NISAを始めよう!

実際にNISAを始めるには、専用のNISA口座が必要です。基本的には、以下の3ステップで手軽に始めることができます。

STEP 1

金融機関を選ぶ

まずは、銀行や証券会社などからNISA口座を開設する金融機関を選びます。金融機関によって取り扱う金融商品や手数料、最低投資額などが異なります。自分の投資スタイルに合わせて金融機関を選んでみましょう。

  • NISA口座は1人1口座しか持てません。途中変更もできますが、条件や必要手続きもあるので注意してください。
STEP 2

口座開設の手続きをする

金融機関が決まったら、口座開設の手続きを。ほとんどの金融機関では店頭窓口だけでなく、オンラインでも簡単に申し込みができます。マイナンバー確認書類と、運転免許証などの本人確認書類が必要なので、手元に用意しておいてくださいね。

STEP 3

投資商品を決める

NISA口座が開設できたら、投資する商品を選んでみましょう。「つみたて投資枠」と「成長投資枠」で購入できる商品が異なるので、運用方法や期待するリスク・リターン、コストなどを踏まえて、自分に合った商品を選んでくださいね。

\ POINT /

「つみたて投資枠」で、自分に合った積立設定を!

「つみたて投資枠」の場合は、積立する頻度や積立金額、引き落とし方法などを設定します。金融機関によって設定できる項目が異なるので、無理なく続けられるように設定しておきましょう。

覚えておこう! はじめての商品選びのポイント

NISAを始めてみたけれど、どの商品を選ぶべきか悩むことも多いはず。そこで、初心者にオススメの「つみたて投資枠」に絞って投資商品を選ぶ際のポイントを簡単にまとめてみました。

値動きが分かりやすいインデックスファンドを選ぶ

投資信託には、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2つがあります。日経平均株価などの指数と基準価額が連動する「インデックスファンド」は値動きが分かりやすく、比較的低コストなので、初心者にはオススメですよ。

信託報酬(運用管理費)が低いものを選ぶ

投資信託には、ファンドの運用にかかる信託報酬という費用がかかります。信託報酬は、基本的に毎日、投資信託の信託財産から差し引かれ、保有中ずっとかかる費用です。まずは信託報酬が低いものを選んでみるのもいいでしょう。

ただし、NISAはあくまで投資なので、どのような金融商品を選んでも絶対に元本割れしないということはありません。少しずつ投資について勉強しながら、資産づくりをしていきましょう。

NISAを活用して、資産づくりを楽しもう!

手軽に始めて、無理なく続けられるNISA。ちょうど今は、新しくなったNISAに関するキャンペーンを実施している金融機関も多いので、始めるにはベストなタイミングですよ。まずは一歩を踏み出して、NISAの世界に触れてみてくださいね。
「はじめてで不安だからやっぱりプロに相談したい!」という方は、ぜひあいち銀行にご相談ください!